先日インスタでみなさんのPMSの症状をドーシャ別で聞いてみた。
やっぱり人それぞれ毎月何かしら感じますよね。私の周りの友達も含め、世の中の女性はPMSや生理痛に慣れすぎてしまい毎月この不調が当たり前だと思っている。だけどね、それは間違いだよ!!健康な生理はほとんど生理痛などを感じず、適量な出血が約5日間。
私自身、コントロールできないPMSの症状や生理痛を経験したのは10代の時。感情はネガティブで、生理前になると泣きたくなることが多かった。生理が始まれば、腹痛と腰の痛みで立っているのもしんどい。幸い薬を飲むほど生活に影響が出るほどの痛みは無かったけれども、きっとそういう女性も多いはず。そして今の私はというと、やっぱりホルモンのバランスの関係で多少のPMSはあります。だけどアーユルヴェーダを知ったおかけで、なぜそれが起こるのか、どのようにケアしたら良いのかが分かっているのでしんどさが激減しました。
そもそもみんなは月経のことどう思ってる?
めんどくさいものと思っている人も多いかもしれませんが、私は毎月起こるこのシステムをとてもリスペクトしている。毎月の生理はデトックスであり体の中で必要なくなったものを血液と一緒に排出する、大切なサイクルです!そして妊娠・出産という大切な役割を果たす機能をもった女性のカラダ。 生命の神秘を感じてしょうがない。
女性に生まれて毎月月経と向き合っているみなさんには、まずこの自然の原理と自分の体に愛と敬意を持ってもらいたいと思う。だって本当に凄いことだから。。。
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さて、本題の月経との付き合いかた。
アーユルヴェーダではその月の生理の状態は、前の月の過ごし方によって影響されると考えます。そう、今月の生活習慣の集大成が来月の生理に影響されるわけです。
月経はアーユルヴェーダでいうとヴァータ(風のエネルギー)の働き。なので、ヴァータのエネルギーを整えるために規則的な生活とオイルマッサージがとても大切!特に月経前(生理1週間前)になったら、毎日オイルマッサージをやるのが非常にオススメ。
それから、月経が始まったらとにかく静かに過ごすこと。ストレスがかかるような事はもちろん避けます。運動もしません。昔、アーユルヴェーダドクターに言われてハッとしたのが、「怪我や事故で大量出血したら安静にするのに、同じように出血している月経の間は何ら変わらない日常を過ごす」。言葉が出ませんでした。
その事に気づいてから、何かのインタビューである女性が月経中もマラソンをしているという記事を読んで心配になったことがあります。ただでさえマラソンはヴァータが乱れる行為なのに、もしこの女性が体質にヴァータを持っていたとしたらきっと生理不順などの不調になり兼ねないだろうなと思っていたら、案の定毎月は来ないと書いてありました。
女性のカラダはとても繊細です。男性と同じようなストレスに耐えられるような体は持っていません。むやみやたらに自分に厳しくムチを打つことを止めましょう。自然や宇宙の一部である私たちのカラダにちゃんと意識を向けて、自然のサイクルに自身を合わせるようにするだけで、からだはとても快適になります。
つづく